日本語に騙されやすい単語 – taste/flavor
Friday, February 26th, 2010「味」という単語を英語で表すのは、日本人にはちょっと難しいと思う。英語では二つの単語を使うけど、両方が「味」に含まれているので、どんな時にどれを使うかがちょっと掴みにくい。
その二つの単語が「taste」と「flavor」なのだ。「flavor」から参りましょう。
「flavor」
名詞の使い方:
まず、例をいくつか見てみよう(和訳があっているかどうか分からないけど、許してください):
“What flavor is this?” これは何味なの?
“It’s cherry.” チェーリーだよ。
“Do you have any other flavors?” 他に何味がある?
“No, we only have vanilla and chocolate.” ないよ。チョコとバニラだけ。
“This needs some more flavor. Add a little salt and pepper.” これ味が薄い。塩、こしょうを加えて。
flavorless 風味のない
一番多く聞く間違いが「taste」を以上の例で使うこと。「What taste is this?」のような文がネーティブの人に非常に不自然だ。だから、できるだけ「flavor」を使ってみよう。
注意点:「grape flavor」「cherry flavor」「vanilla flavor」は、名詞としては使わない。「taste」もそうだ。「grape taste」「cherry taste」「vanilla taste」も使わない。味の名前+「flavor」という複合を使う時は、形容詞で使う。例えば、「vanilla-flavored ice cream」「hazelnut-flavored coffee」など。複合形容詞なので、単語の間に「-」を加える。
動詞の使い方:
動詞としても使えるけど、使える機会が少ない気がする。例えば、
I need to flavor the soup a little more. スープは、もう少し調味しなきゃ。
Don’t over-flavor it. 調味料を入れすぎないで。
「味を加えすぎないで」って、変な日本語だよね?「flavor」の動詞の使い方は、日本語に訳すと、「味」を使わなくていい。「料理の味をアジャスト(adjust)する・味のないものを味のあるものにする」という意味として考えていただければ嬉しい。
「taste」
名詞の使い方:
名詞としては使えるけど、「flavor」より使える範囲が狭くて、今考えてみると、悪い意味でよく使われている。変な味。おかしい味。
It has a funny taste. 味がちょっとおかしい。
The taste is a little off. 味が普通とちょっと違う。
名詞の場合、「flavor」のほうがいい。
動詞の使い方:
Taste this. It’s really good! 試してみて。うまいよ!
You have to taste this. これは食べてみないと、もったいない。
I tasted the pizza. ピザを試してみた。
「taste」は動詞としてはとても自然だ。「試す」「食べてみる」「味を確認する」という意味合いがある。
ファイナルアンサー:「flavor」は名詞の場合が多く、「taste」は逆に動詞が多い。